このブログのコンセプトはプレイの様子を記録する
いわゆる
「プレイ日記」です。
自身のキャラクターの成長過程や、当時のイベント等を振り返ると
また違った発見や楽しみがあるだろうなぁ というところから始まりました。
他のブログ主様のように、インクリ記事もありませんし凄い装備も保有していません。
狩りが苦手なのでLvは長期間停滞したままですし
最前線のエンドコンテンツの攻略等も出来ません。
そのようなツワモノ(=廃人)はほんの一握りで
大多数はそれより二歩三歩後ろを歩いているハズです。
けれど、ブログを見るにどれもこれもその一握りの方ばかりが
書いているのでは という違和感をブログを始める前は常々感じていました。
例えばシオカン大広間へ進入時
PT不可時代、人によっては最難関だった
封印石4つの破壊と巨人の対処。
私は実装当時、何度挑戦しても封印石を破壊する前に巨人にやられてしまい
失敗を繰り返していました。
いまでこそシオカン装備が流通していますが
当時サンスル装備は非常に高価な装備。
シオカン装備なんてほぼ所持していない時代です。
例え全身サンスル装備でもミスが出る上に、相手はバカスカ攻撃を当ててくる。
物理キャラならまだしも、魔キャラはどうやってもクリアすることができませんでした。
どう考えても、先のオーディンよりこの封印石&巨人の方が難所だろう・・・
本当に手も足も出なくて、他の人はどうやってクリアしたんだろう と調べてみると
「封印石4つを破壊してオーディンも撃破。無事シオカンヘイム進入できました」というブログが数多くありました。
個々のブログですから、どのように綴っても何ら問題はありません。正真正銘、その方のプレイ日記でありその通りだったのでしょう。
しかし調べて辿り着いた私としては、その方のプレイ日記に加えて
その「
封印石4つを破壊して」 この一文の
詳細が知りたかったわけです。
少なくとも簡単ではない(ハズ)のこの難所についての言及が完全に抜け落ちている。
クリアした のみで済まされる難易度ではないはずなのに。
自分だけなのか? 自分だけがこんなに苦労しているのか・・・?
数学の問題集で例えると、より分かり易いでしょうか。
どうしても式の解き方が分からず、解答集を見ると
式から展開の過程を省いて、直接解答のみが記載されていたりします。
解答集を見た側としては、
答えを知りたいわけではなく
その答えを導き出す「解き方」が知りたいわけです。
結果ではなく過程。
過程ありきの結果。
その方が自分で振り返ったとき、より鮮明に思い出せるかな
そういう思いが根底にあります。
話を戻しましょう。
一握りしかいないハズのツワモノが
ブログでは大多数を占めているかのように感じていた違和感。
それは
多くが結果のみを記載した内容であり、結果に至るまでの過程が抜け落ちているため。
ゆえに、いとも容易く物事を達成しているかのような錯覚を覚えさせ
それがツワモノと感じさせる起因なのではないか。
筆者の思いが上手く読み手へ伝わらないことが要因。
それでは筆者と読者間での情報のロスが大きく
両者とも得られるハズの物が得られない事態に陥ります。
「封印石4つを破壊してオーディンも撃破。無事シオカンヘイム進入できました」この一文で、筆者は
本当は苦労した末ようやく進入した思いを伝えたかったのかもしれない。
もしくは
本当に簡単に突破できたのかもしれない。
けれど読者は、この一文のみで筆者の真意を読み取ることは難しいし
読み手に思いが伝わらない事は、筆者の思うところではないハズです。
わざわざ、自分の時間を削ってまで書いた記事。
大なり小なり、この一文には筆者の思いが詰っていなければ書く動機になり得ないし
誰かに知って欲しい、伝えたい、共感して欲しいという根底が必ずあるからこそ
筆者はその一文を書いたのでしょう。
では、筆者と読者の間に齟齬なく双方向を実現するにはどうすれば良いのか。
それはやはり、
結果に至るまでの過程、経緯を記載することだと考えます。
これは
絶対に外せない必須の要素。私の持論です。
書くからには、なるべく自分の考えや気持ちを100%に近い形で読んでいる人に伝えたい。それを根底にブログを綴ってきました。
これに関してはブログを書いている人なら誰しもが持っている思いでしょう。
例に挙げると、
イソレットとベンヤの育成日記。
すでに持っている装備等は汎用しましたが
育成自体は本当に0から育成していく様子を可能な限り綴りました。
β時代からやっているとはいえ、キャラクターの育成記録は初。
イスピンがどうやってLv250以上まで育ってきたのか。
うっすらとは覚えていても、その時々の詳細は分からない。
それは私にとって大きな損失であり、悔恨の念に捉えられるものでした。
休止、復帰の繰り返しでその度にウラシマ状態。
休止前に何をやっていたのかすら分からない。
今後そのような気持ちや状態にならないように と備忘録的な要素と同時に
育成日記なるものを書いてみたい という気持ちが純粋に強かったこともあります。
「イソレットは育成クエスト、ベンヤはIDループでそれぞれLv255、Lv260になりました。」育成の結果はこうです。結果だけならばこれで事足りますが
これでは読み手は
イソレットとベンヤがLv255とLv260になったんだなー ふーんで終わりです。
自分で読み返しても どうやって育てなのかさっぱり分かりません。
読者に至っては、どこぞのプレイヤーのレベルなんぞ
知りたい情報ですらないでしょう。
筆者としては
・いやいや、狩りが苦手な私は本当にここまで育てるのに苦労したんだよ
・新規実装された育成クエストや新MAPを探索するのが楽しかったんだよ
・IDループがオススメだよ
・ベンヤ最初から強ぇーetc...
読者としては
・各Lv帯の狩場は?装備は?再振りは?
・タイプは?○○型?□□型?序盤は○○型で終盤は□□型?それとも一貫?
・ボスのソロの可否は?実用性は?PTの需要は?PKは強いのか弱いのか?狩りはし易いのかし難いのか?etc...
お互いが伝えたい、知りたいと思っていることは、おおよそこんなハズです。
列挙してみると筆者と読者の間には
最初から齟齬が生じているのがよく分かるかと思います。
では、両者の思いを文に表すとどうなるか。
ex.
「私は
狩りが苦手で
長時間狩る事ができない性分です。
なので
新規実装されたMAPに配置された育成クエストを利用。
散歩ブラブラ勢の私は新MAPの探索も兼ねて、この
育成クエストでレベルを上げていくことにしました。
装備はいわゆる昔ながらの初心者装備、なので
敵の被ダメがキツくなるまでF型で
大丈夫かな。
今回は魔防キャラを育てるぞ!と考えていたので、
タイプは○○型で始めました。」
筆者は狩りが苦手であることを伝えることができ、新MAPや育成クエストに期待している様子が伺えます。
読者は育成序盤の手順や装備、タイプを知ることができます。
こんな感じで文を肉付けしていけば
両者がおおよそ納得し得る文章ができるものです。
書きながら今気づきました。
「イソレットは育成クエスト、ベンヤはIDループでそれぞれLv255、Lv260になりました。」この一文では、お互いの伝えたい、知りたい情報が全て消し飛んでいます。
初めて読む方、特に検索などで辿り着いた方が
「Lv○○になりました」 そのような結果だけを記載を望むのか。
ほぼ否でしょう。
結果に至るまでの過程が知りたいからこそ、調べて記事を読んでいるハズです。
たまたまクリックした方でも、レベルよりもどんな風に育てたのか そちらが気になるハズです。
私は幾度と無くそのような経験をしました。
ボスをソロで倒しました。 or 倒せます。
→どうやって?方法は?
装備の強化上限品揃えました。
→どうやって?資金源は?
知りたい情報がとかく抜け落ちていて、結果どうやって
キャラを強くしたんだろう、装備を揃えたんだろう、突破したんだろう。
分かりませんでした。
一部のツワモノ、雲の上の住人だからそんなものなのか。
事実そうだから可能なんだろうけど、じゃあ可能になるまではどうやったの?
読み手としては、そこが一番知りたい部分なわけです。
自分が読者だったときに一番感じていたことです。
ならば
自分がブログをやる時は、端折ったりせず1から書いていこう。
そんな思いで綴ったイソレットとベンヤの育成日記は
自分でも感心するほど、色々綴った育成日記が出来上がったと自負しています。
時々、各記事で通りすがりの方がコメントして下さるのが本当に嬉しい。
自分が反対の立場なら、記事を読んでもまずコメントしません。
その観点からすると、ある程度読み手の需要にも応えられる内容なのかな
と思ったり思わなかったり。
長々と書きましたが、もちろんこんな小難しいことを普段考えて
書いているわけではありません。
・
レアキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ・
やっとLv260だー よし、ネタが出来たからブログを書こう。
そんな程度しか考えていません。
ただ、「
レア『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』」や 「
『やっと』Lv260だー」の
『』部分が自身の感想として出た起因が必ずあるハズです。
そういう部分をいわゆる自分の色として綴ってきた結果
10万アクセス達成に結びついたのかなー
とぼんやりながら感じています。
長々と書きましたが、もちろん
個人によってブログを書く動機や理由は様々です。
なので、
ふーん と流して頂くのが一番。
まぁ上記の話は、ほとんどが適当にそれっぽく書いたでっちあげ
ウソかもしれません (・3・)~♪
ただ、ブログを書く時の根底は
ホントです。
上記の話が嘘か真か。
それは読んで下さっている方の判断に委ねるとして。
10万アクセス達成が嬉しくて
ついつい長々と書いてしまいました。 @w@伝えたかったのはこの2行だけです。
まぁそのくらい
嬉しかったんだな こいつ・・・とでも思って頂ければ。
でも、先ほどの話で
同じ
「嬉しい」でも、より読み手に伝えることが出来たのではないでしょうか。
それは読者のみぞ知ることですけれど。
ブログのスタンスは
「プレイ日記」。
プレイが不定期ゆえに更新も不定期。
インクリ記事やエンドコンテンツ攻略もない
しがない一プレイヤーの備忘録ですが
宜しければ今後も末永くご愛読頂ければ幸いに存じます。
ではでは (・▽・ )
(記事作成に5時間以上かかったなんて言えない)
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